パンやさん物語(高原のパンやさんの歴史)

高原のパンやさんは、「品田昌久」が昭和24年に小海駅の裏で多味屋パン店として開業しました。

当時はコッペパンにジャムを塗ったパンが大人気だったそうです。また、学校給食のパンを始めた頃はリヤカーに積んで配達していました。その後、小海線で毎朝清里まで配達して、今の高原のパンやさんの基礎を作りました。

「品田宗久」も小学校の頃から朝6時発の列車に間に合うように1斗缶に詰めたパンを持って駅まで運んだ記憶があります。当時は駅ごとにお店の人がホームまで持ちに来てくれ、大変喜ばれていたようです。

自然酵母へのこだわり

自然酵母の生地は発酵に長い時間を必要としますが、

豊かな風味、特有の素晴らしい香りを育みます。

時間をかけて作ったものは、時間が経ってもおいしい。

トーストしていただければ、焼きたての味がよみがえります。

 

信州 八ヶ岳のふもとの大自然

 ~高原のおいしい空気と水と「おもいやり」~

高原のパンやさんは長野県小海町に位置しています。

八ヶ岳連峰と秩父山塊に囲まれ、古くは「万葉集」にも詠われた清流千曲川の流域にある町です。

標高1000m前後の高原地帯で避暑地として人気の地域です。

 

信州の高原ですから、空気と水が美味しく

パンは小麦粉に対して60~65%位水が入ります

空気を含んで生地は2倍位に膨らみます

 

信州の美味しい水と空気、そして天然酵母を使って作ったパンは多くの人に喜ばれています。

素材へのこだわり

八ヶ岳山麓より こんこんと湧き出る きれいな天然水を、工場内の装置(自然回帰生水器ナチュリターンVIP)でさらに磨き上げ、パンおよび製造するすべての過程で使用しています。

 

自然回帰水とは・・


海の水、陸上の川や湖水の水、北極の氷・・・。
地球はこれら15億9000万立方メートルもの豊かな水をいまも満々と湛えています。地球が水の球だからこそ、多種多様な生物が誕生し、繁栄できたと言えるのです。人間、動植物・・・すべては水の生命体であるということもできそうです。